ほしよみ練習帳

永遠の初心者が占いについて思ったり考えたこと、講座受講のレポートなどをつづるおぼえがきノートです。 西洋占星術と算命学をかじっています。がじがじ。

作品と星

いだてんと射手座木星と蟹座

今年の大河『いだてん』、1話目を観ました。
おもしろかったー!
クドカンこと宮藤官九郎脚本ということで、これは観ようと決めていましたが、やはり面白かった。
1話目ということで登場キャスト顔見せの意味もあるのでしょう、明治時代と昭和30年代、50年離れた2つの時代を目まぐるしく行き来するのですが、それがまた面白い。
この2つの時代をつなぐのが語り手である古今亭志ん生なのですが、昭和30年代はビートたけしが演じ&語り、明治時代は志ん生の若き日の「孝蔵」を森山未來が演じて、彼が語り手になる、という構造がなんともツボに来ます。

で、ベタですが(射手座木星・・・)と思いました。
明治時代の主人公は、日本で初めてオリンピックに出場したマラソンランナー。
昭和30年代の主人公は、東京オリンピック招致の立役者。
運動(マラソン→脚)スポーツ、政治、国際交流・・・。
明治時代と昭和30年代をつなぐもう1人の人物・嘉納治五郎は日本に「スポーツ」の概念を根付かせようと単身努力している、オリンピックに世界平和の夢を見るというのも射手座っぽい。

大河ドラマとその年の木星・土星を対応させてみるのはどうだろう?と思いつきましたが、大河って歴史もの(特に戦国時代)が多いので、直接時代のテーマが反映されてるとは限らないか・・・、とも思う。
むしろ朝ドラの方が「その時代の、社会で生きる(理想の?)女性像」なのかも、と思いましたが、最近は『花子とアン』とか『あさが来た』とか戦後より過去の時代を扱うことも多い。
(『あさが来た』は物語の最初は幕末で、まだ登場人物がちょんまげ結ってるので「まるで大河」と言われてたらしい)

朝ドラと言えば、クドカンの朝ドラ『あまちゃん』にもハマりました。(『あまちゃん』と算命学をからめて書いた記事はこちら
ハマったきっかけは、『あまちゃん』放送時に中野トナカイで行われたまつい先生の西洋占星術ホロスコープ読み会に出席したところ、サンプルの1つが宮藤さんのホロスコープだったのでした。
「蟹座的な内輪のノリ・楽しみを広く広げてゆく」というような解釈を聞いて、なるほどー、と納得した思い出があります。
(「わかるやつだけわかればいい」ってセリフをNHKの朝ドラで言わすって、その極地ですよね!)

「あまちゃんほんと面白いよー」とまつい先生がおっしゃるのを聞いて、ドラマ始まって2、3ヶ月経ってたんですが、ようやく見始めて、ハマりました。
個人的にクドカン脚本ドラマって、見たら絶対面白くてハマるだろう、と分かっているのに、なんか取っつきにくいというか入るまでに思い切りが必要、という謎の心の壁があります・・・。
ドラマ内容の宣伝文とか読んでも、何についてのドラマなのか、いまいち分かりにくかったりして。
でもその心の壁を乗り越えて見出すと、すこんとハマるんですよね。
これが蟹座の世界なのかしら・・・。

モテキが来た?

先週はなんだか急に&集中してお誘いがかかりました。

練習会のお客さん役もそうだし、
同じ日に「花見しない?」ってお誘いメールがお互い面識のない友人2人からきたり、
演劇のチケット1枚多く取っちゃったから行かない?ってお誘いがあったり
(観劇日そのものはだいぶ先ですが)。

なんだなんだ!?
これはウワサのモテ期とやらか!?
ついに来たのか!と勢いついでにホロスコープを見てみたら、
お誘いのかかった3/28~4/1のあたりで、私のアセンダントにt火星がのっかっていました。
これかなー。
お花見に誘ってきたMちゃんのn火星もすぐ近くなので、
彼女のn火星とt火星との合が急なお誘いの一因でもあったのかしら。

あと、私のn太陽乙女とt金星魚がオポジション気味だったのも関係あるのかな?
お誘いはみんな女性からだったし・・・。
(うお座金星って女子っぽくないですか?)

☆                        ☆                       ☆

モテキ (1) (イブニングKC)
久保 ミツロウ
講談社
2009-03-23


マンガ『モテキ』は主人公・モテない草食系男子な藤本幸世の元に
いきなり複数の女性からのお誘いが集中してやってくるシーンで始まります。
いちどきに家の電話が鳴り、携帯が鳴り、メールが着信する。
文字通り「モテ期」がやってきたその時に、幸世がご満悦でニタニタしたり、
とうとう俺の時代が来たな・・・、と陶酔してるのではなく、
ただただオロオロあわあわしてるのが、非常に共感できます(苦笑)
普段モテてない人は、急にモテてもどうしたらいいかわかんないよねー!

こういうのもアセンにt金星とかが合になってる状態なのかしら・・・。
恋愛がテーマなのだから、n火星にt金星かしら。
複数(4人)の女性からアプローチされるので、
木星が合やトラインになってるのかもしれませんね。
そしてお相手の女性はみんな、
「過去に縁があったけど、その時は恋愛まで至らなかった」という設定なので、
水星逆行も絡んでるのかも?
恋愛なんだから金星逆行?
いやいや、「時間」をさかのぼるのだから土星逆行?
作者・久保ミツロウ先生によればこの作品は
「ひとりのモテない男が、
 かつて声をかけられなかった女性に
 自分から声をかけられるようになるまでの話」

だそうなので、成長物語ということでやっぱり土星かもしれない。

「ある時突然、異性からのお誘いが集中してやってきた」というエピソードは、
久保ミツロウ先生の実体験なのだそうです。
その時のホロスコープを見てみたいなあ・・・。

易と『真昼のプリニウス』

前回の記事で、易講座の受講レポを書きましたが、
受講前に(そういえば、易が出てくる小説があった・・・)と思い出し、
本棚から引っ張り出して読み返しました。
それが池澤夏樹著『真昼のプリニウス』。

真昼のプリニウス (中公文庫)
池澤 夏樹
中央公論社
1993-10


主人公は若き女性火山学者。
弟の友人である広告代理店の門田に、
電話で「無意味な短い物語」を聴かせるサービス「シェヘラザード」のアイデアを打診され、
「火山と地震と地球の歴史についての物語」の提供を依頼される。
「物語」を考えながらも、大学の授業や研究、浅間山の調査、
友人の子供との交流、恋人からの手紙に心動かされたりと忙しい日々の中、
門田は次なる電話サービスのアイデアとして「占い」を持ち出してきて・・・。


易はストーリーの起承転結の「転」としてほんとちょっと出てくる程度ですが、
易講座を受けた後に改めて読んでみると、
作者がちゃんと調べて、理解してから書いたんだろうな、と思います。

人の悩みと思い詰めがないところに易はない。
しかし、その一方で、筮竹というものはなかなかおもしろいものでな。軽く問えば軽く答える。そういうこともできるのだ。
筮竹は絶対でも解釈には易を立てた者の性格が出る
卦を疑うのはいい。それは易に頼りつつ頼り切れない人の弱みだ。しかし問いなおしてはいかん

などという文章に、いちいち(ふんふん!)とうなずいてしまう
(ちょこっと易の入り口を解説してもらっただけなのに・・・・苦笑)。

六十四の卦に対して、あるいはその之卦変爻まで含めて三百八十四でもいいし、
というくだりなど、ずっと意味がよく分からないまま読んでいましたが、
講座を受けた今は分かる・・・!(よろこび)

改めて読んでみて、これは「双子-射手」の物語かも、と思いました。
学者、大学、研究というアカデミックな分野の射手。
タイトルにもなっている「プリニウス」は古代ギリシャの博物学者で、
これまたアカデミックな射手要素。
門田の「広告代理店」という職業は双子っぽい。
終盤の章のサブタイトルに「二人のお喋り男」というフレーズがあって、
なんとなく双子のイメージ。
「物語を饒舌につむぐ」というのも双子の領域かしら?

物語や理論に飽いた主人公は行動し、体現することで事象に向き合おうとするのですが、
これは牡羊座的な行動力かな。
小説という「言葉を使った物語」の領域で、
「物語にとらわれるな、行動して自ら感じろ」とはっぱをかけてるのだから、
『書を捨てよ、街へ出よう』じゃないけど、
実はかなり冒険的というか挑戦的な作品なんだ!と今さら思いました・・・。

易以外にも、主人公の専門分野の火山や地震関係の話が多く、興味深いです。
1989年刊行の作品なので、阪神大震災や東日本大震災の起こるずっと前ですし、
携帯電話もインターネットもない。
列車の時刻を調べるのに、本屋で時刻表買ってますし、
門田のやろうとしてる電話サービスは、
今だったら携帯メールとかスマホアプリで配信になるのかな、と思ったりしますが、
淡々とした筆致のせいか、そういう描写にもあまり古臭さは感じられず、
改めて読んでも不変性のない面白さ、がありました。

(この歳になってみると、主人公があまりに理想的な女性すぎる、というか、女性の母性にちょっと夢見てないか・・・?とも思いましたが・苦笑)

『あまちゃん』は戌亥天中殺の物語?

戌亥天中殺について思いを巡らせていたら、『あまちゃん』を思い出しました。
言わずと知れた2013年の朝ドラ、
私も放送当時どっぷりハマったものです・・・。
あまちゃん 完全版 Blu-rayBOX1
能年玲奈
TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
2013-09-27


西洋占星術的には、蟹木星・魚座海王星への着目記事をよく見ました。
蟹木星・・・祖母―母-孫娘という女三代の家系の物語、故郷、地元アイドル、地方村おこし
魚座海王星・・・海、海女、アイドル、芸能界、でしょうか。

主人公・天野アキは17歳の夏、
初めて訪れた母の故郷岩手三陸で、海女である祖母のかっこよさに魅せられ、海女になる!と決意。
新人海女として地域に迎え入れられ、地元ローカルアイドル状態になりますが、
海に入れないシーズンに高校で見かけた伝統潜水の「南部もぐり」に興味を持ち、
何より南部もぐりのエースの種市先輩にひとめぼれ、潜水科へ進むことを決意。
更に親友の美少女・ユイに引きずられるように本格的アイドルの道を目指すことに。

劇中でも「海女やって、南部もぐりやって、次はアイドルってなんなの!?」みたいな
母・春子さんのセリフがありましたが、確かに一貫性がない。
思いつきで行動してる、と言われても仕方ないですよね。
しかしアキちゃんは新人海女として周囲にかわいがられ、潜水科を無事卒業し、
上京して紆余曲折あるものの、東京でみごとアイドルになってしまうのです。

一方、母・春子は若かりし頃、可愛くて歌が上手くて地元の人気者、
夢は東京でアイドルデビューすること。
周囲には観光客を呼ぶためにも海女になってくれ、と期待されていましたが、
アイドルになる!という決意はかたく、家出同然に上京。
オーディション番組でみごと優勝を勝ち取るのですが、
その番組自体が終了、デビューの道は閉ざされてしまいます。
バイトしながらオーディションを受け続ける春子ですが、
「素人くさいアイドルがうける時代」になり、
上京前に歌や踊りのレッスンに励んできたことが逆効果に・・・
(レッスン代は観光海女のバイトをして稼いでた、ということで、
海女の適性はあったのではないか?
「自分のやりたい仕事」と「適性がある仕事」というテーマでもありますね・・・)。

アキの親友・ユイも昔からアイドルを目指し、東京に強く憧れています。
自分が美少女であることを自覚し、
積極的に行動するユイは東京の芸能事務所にスカウトされますが、
周囲はユイの上京に反対。
ようやく理解を得て、アキと二人上京しようとした朝、父親が倒れ、
「後から行くから!」とアキを見送ったものの、
上京しようとするたびそれを妨げる事件が起こり、
結局東京へ行くことはかないません。

「目指して努力して一途にやってきた」人が上手く行かず、
「思いつきのようにひょい、とやってみた」人が上手く行く、
なりゆきまかせ、ってあたりが戌亥天中殺っぽいかなー、と。

脚本の宮藤官九郎さんはインタビュー等で
「『あまちゃん』はヒロインが成長しない物語だ」と言っています。
クドカン自身は辰巳天中殺なので、
戌亥天中殺としての実感を書いたわけではなく、
「ヒロインの成長物語」ばかりになってしまった朝ドラへのアンチテーゼとして
「ヒロインは成長しない、変わらないヒロインが周りを変える」物語を書いたのでしょう。
従来の朝ドラは
「一生をかける職業を早々に決めたヒロインがそれ目指して突き進む物語」が多いので
(それ自体は素晴らしいことだと思いますが・・・)、
「そんなにスムーズに行かないよ!」っていう私の戌亥天中殺精神が反発を感じることが多く、
より『あまちゃん』にハマる原因の1つになったのかな、と。

西洋占星術では、クドカンも能年ちゃんもキョンキョンも太陽蟹座で、
2013年、蟹座木星の年に大ヒット!と言われてました。
しかし2013年は巳年、辰巳天中殺の年でもあります。
クドカンだけでなく、能年ちゃんも(作中のアキの誕生日も)キョンキョンも辰巳天中殺なんですが、
辰巳天中殺期間にヒットしてるんですよね・・・。
天中殺については、
「天中殺の期間に始めたことは上手くいかない、続かない。しかしその最中は上手くいく」
みたいな説もあるそうで、
TVドラマという、現実でない虚像の物語、そして半年間(天中殺期間内)という期間限定なら、
天中殺ヒットもありなのかも、と思いました。

☆                         ☆                        ☆   



NHKのドラマなのに、フジテレビ系列の扶桑社からもファンブックが出たほどの人気っぷりでした・・・。
まついなつき先生も両方にコラムを寄せてらっしゃいます。
個人的には、『ファンブック2』掲載の、
「自分探しをこじらせる残念なイケメンと 社会の中で何も考えずに済む普通のイケメンと」
の冒頭で語られる、
必要なものを適切な時にくれる男&日々の勤労をきちんとしてる男たちに萌えるまつい先生に、
乙女座魂が激しく同意!でした。
(まつい先生は月乙女、私は太陽乙女)
プロフィール

あかつきと読みます。西洋占星術歴約7年、太陽乙女座、月双子座、天秤座に天体多め。算命学では玉堂星中心、戌亥天中殺。
占いの勉強や講座レポートなどを書いています。

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