ほしよみ練習帳

永遠の初心者が占いについて思ったり考えたこと、講座受講のレポートなどをつづるおぼえがきノートです。 西洋占星術と算命学をかじっています。さいきんは易もかじりはじめました。がじがじ。

算命学

冒険野郎は龍高星?

NHKでやってる「有吉のお金発見 突撃!カネオくん」という番組が面白いです。
「あらゆる金額を可視化して現代社会を学ぶ」というふれこみで、毎回1つのテーマについてとりあげる。

司会の有吉さん&田辺そらちゃん(高校生)と、キャラクター「カネオくん」の声をあててる千鳥・ノブさんとのかけあいが楽しく(普通、キャラクターの声の人は顔を出さないものだが、この番組は声収録ブースにいるノブさんの顔がばっちり映り、「キャラクターの概念とは・・・?」と謎な気持ちになれる)、毎回いろんな切り口のテーマで新しい知識や情報を知れるのも面白いです。
これは私の中心星・玉堂星が喜んでいるのだろうか。

先日の放送テーマは「過酷なレース」でした。
砂漠マラソン!崖飛込み!過酷レースの世界


「一歩間違えれば命の危険が!世界の「過酷レース」のお金の秘密を徹底調査!」ということで、
完走率は1%以下という、世界最難関級バイクレースに出場するレーサーや、サハラ砂漠を1週間走るというサバイバルマラソンレースで準優勝した女性、高い崖や橋から身一つで飛び込むスポーツ「クリフダイビング」をやっている男性などを取材。

どれも命の危険と隣り合わせ、レース自体以外の要素(野宿とか)で精神的にも体力的にもみるからにキツい。
スタジオで見てる芸能人も、視聴者であるこっちも、ひゃーとかギャーとか言ってるのに、取材されてる3人ともイキイキ楽しそうで、過酷なエピソードほど楽しそうに笑いながら喋ってる。
まあそれくらいの人じゃないと、こんだけのことできないよね・・・。

で、そんな過酷なレースなんだから、「優勝賞金もすごいんじゃろ?」(ノブさんなので岡山弁で喋ります)とカネオくんが訊くと・・・、優勝しても賞金はゼロ、または参加料金より低いので賞金もらっても結局は大幅赤字、という。

お金じゃないんですね!

以前、男女混合グループで道なき道を10日間かけて踏破する過酷なレースの出場者を取り上げた回があったんですが、やっぱりそのレースも、優勝したとて「賞金はゼロ」という・・・。


過酷な挑戦の目的はお金ではなく名誉、というところに龍高星みを感じます。

と思っていたら、サハラマラソンを準優勝した女性が参加の動機を訊かれて
「(もともと普通のマラソンから始めて)オリンピック選手みたいなプロのアスリートが参加するようなレースはとても勝ち目はないけれど、サハラマラソンなら世界一になれるんじゃないか?と思った」と答えていました。
ライバルが減るから世界一になるチャンスがある・・・、と考えたわけですよね。
勝利、世界一の称号が欲しい、って動機なら金性なのか?

クリフダイバーを見てたら、むかしジャック・マイヨールって人がいたなー、と思い出しました。
機械器具を使わず深海に素潜りするフリーダイバーで、映画『グラン・ブルー』のモデルにもなったそう。
フリーダイブという競技自体が危険なもので、なんでそんなことするんだろ?と思っていたけど、危険な状況に燃える、挑戦しないではいられない、という傾向の人は一定の数でいるのでしょう。
「登山家」というのも、現代では時間がかかるチャレンジだからインパクト大きくないけど、充分危険ですよね。
危険・困難に燃える、というのも金性っぽい。

刺激少なく生きたい私は太陽乙女座&中心星玉堂星。
淡々と安心・安全な同じ日々をくりかえしていきたいの・・・。
とか言ってたら。

番組内VTRで、世界最難関級バイクレースに出場するレーサーが、お金がかかって命の危険もある過酷レースに出る理由を問われ、自分のバイクテクニックがどこまで世界に通用するかためしてみたい、
「もう、ロマンっすよ、これ」と答えてました。

実はわたしの日干は壬なのです。
「壬はロマン」と言いますね・・・。
私の心の中に冒険に出たい、危険を夢見る気持ちがひそんでいるのか?
というか日干なんで、自分では気づいてなくて、周囲から見ると「あの人、ロマンに生きてんなー」と丸見えなのか!?
壬は大海・・・、海よ・・・俺の海よ~(by加山雄三)

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龍高星というとこの写真を貼ってしまう。
どこにでもフットワーク軽く飛んでいけて、小さくて身軽、というのがそれっぽいのかも。

五行が揃ってる人

前回、鳳閣星2つ&石門天将の義従姉の話を書きましたが、義従姉の命式を出すときに、その配偶者である従兄の命式も出してみました。

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中心星が牽牛星(金)。
北が龍高(水)、東が鳳閣(火)、南が貫索(木)、西が司祿(土)・・・。
あれ?これって五行全部そろってないか!?

算命学の講座を受けた時などに、自分の命式を出したり受講者同士の命式を見たりしますが、陽占の十大主星の5つに五行バランス良くそろっている人は意外といないものです。
同じ星3つ、4つ、とまでは行かなくても、2つあったり、陰陽は違うけど同じ性質の星(鳳閣と調舒とか)があったりして、たいていみんな3つか4つでおさまる。
そして「〇〇星(自分にない要素)が欲しかったなー」と、五行全部あればよかったのに、と思ったりする。

とある職場で働いていた時、同じ部署の人たちの命式を出してみたら、1人、陽占で五行全部揃う男性が!!
おお!と思ったのもつかの間、そいつ(←言い方)がイヤな奴、というか、すごくイライラさせられる存在でー!(苦笑)
職場全体は穏やかで女性の多いところだったので、その人も喋り方や物腰はやわらかく、一見人当たりはいいのですが、「もっともらしいことを言いながらしょっちゅう仕事をさぼる」「周囲の女性のやさしさに甘えて過ごしてる」「職場の費用で勝手に自分好みのもの(文房具など)を買いそろえてしまう」とか、何かにつけてせこくこずるく、だー!!もうー!!とイライラさせられる。
(こんな奴が五行揃った命式を持ってるなんて、「五行揃ってる人」に偏見を持ってしまう!)と、自分の中でその事実は封印していました・・・。

しかし今回
・博識
・物静かだが頼りになる
・穏やかだが実行力はある
・家事もできる(家では料理担当)
という従兄が五行持ってた、ということで、「五行揃ってる人」に対して偏見を持たずに済みます!
西洋占星術でもそうだけど、「この星(星座)があるからいい、悪い」ではなく、持って生まれた命式なりホロスコープなりとともに、どういう環境に置かれ、その中でどう行動して生きてきたかで、人間、いろいろ決まってゆくのだ、ということをあらためて思いました。

従兄は研究者(北の星は龍高星・・・)なのですが、専門分野は、経済活動に寄与して就職も引く手あまた!とかいう分野ではありません。
(昔は就職に困らなかったジャンルも、どんどん変わっているだろうから一概には言えませんが)
就職のタイミングもいわゆる氷河期・不況にあたり、期間限定雇用などを転々としていたので、この先は先生の口でも探したりするのかなと思っていたら、自分で団体を立ち上げ、専門分野に関わる事業を始めました。
お金の収支までは聞いてませんが、仕事自体は盛況で忙しいらしい。
学者だけどちゃんと現世を生き抜いてゆけるタイプなのだなー、すごいなー。

前回の記事で書いたように義従姉が博物館や美術展で長時間じっくり鑑賞している時、従兄は自分のペースで見終えたら、ロビーとかでノートPCを広げて仕事をし、義従姉が見終わるのを待っているそうな・・・。
常に仕事ができるようにノートPCを持ち歩いているらしく、けっこう仕事人間なんですよね。
今回「趣味はなんなの?」と従兄に訊いてみたら、「趣味・・・、趣味はないかなー、趣味を仕事にしたからねえ」と返ってきました。
うわあああ。
私自身も夫も父も「仕事は生きる糧と趣味の費用を稼ぐためであり、趣味に生きる余暇が本当の人生」タイプなので、「趣味を仕事にした」タイプが周りにいなかったんですよね。
これが「趣味を仕事にした」存在か!とまじまじと眺めてしまいました。
これは中心星の牽牛星なのか。
はたまた南の貫索星なのか。

鳳閣2つの人(そして石門天将)

今年のGWはどこも大変な人出だったようですねー。
私は緑の中で家族とのんびり過ごしました。
今回は従兄夫婦も一緒。
3年ぶりの再会でした。
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1軒屋でみんな一緒に2日ほど過ごして、義従姉に対して改めて思ったのが(この人、よく喋るなあ・・・)と。
誰かといると、間を空けず、ずっと何か喋っているのです。
「よく喋る女性」というとお喋りでうるさい、とか、自分のことばかりをマシンガントークで話し続ける、とかのマイナスイメージが浮かびがちですが、そういう悪い意味ではありません。
明るくて美人でいつも元気。
話す内容も別に自分についてのこととは限らず(見聞きしたことが中心にはなりますが)、場の雰囲気を盛り上げるもの。
「アカツキちゃんは〇〇なの?」とかこちらに対して質問も振ってきてくれます。
明るく、かつ「あなたとあなたの話すことに興味がある!」という感じでじっと聞いてくれるので、こちらも嬉しくてついつい喋ってしまう。
4,5年前までは親戚多数で集まることが多かったので、義従姉のような人がいてくれるとありがたいものです。

とはいえ2日間一緒にいても、疲れて沈黙が多くなったり、地が出てきて社交的仮面がはがれたりとかはなく、義従姉はずーっと「よく喋っている」。
盛り上げようとムリをしてる、とかではなさそう。
この人はどうやらこれが地のようだぞ?

家に帰ってから義従姉の算命学の命式を見てみました。
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鳳閣星が2つあったー。
鳳閣星ってほんとに「外へ放出する」んだなあ、と実感しました。
出そう!表現しよう!形にまとめてから広く世に伝えよう!!とか意気込むんじゃなくて、意識することなく外へ洩れ出てゆくのだなー。

しかし「中心星が鳳閣星」なのでは、と予想していたので、中心が石門星だったとは。
しかも北にも石門星。
そして中年期天将星。
これは「石門天将」というやつでは!?

むかし、親戚一同で集まった時、近くに小さな美術館がありました。
集まりがおひらきになったあと、出席者の何人かが美術館の展示を見に行ったんですが、その中に私と私の両親と、従兄夫婦がいました。
そこは駅から距離があり、私たちは車で来てたので、父が従兄夫婦に「見終わったら駅まで車で送るよ」と言ったのです。
義従姉は「私、見るのに時間かかるので・・・」と遠慮したんですが、父は「いいよいいよ、待ってるから」と。
私と母もうんうん、とうなずきました。
歩いていくの大変だし。多少長いくらいなら待つよ~、と思っていたのですが。

ほんとに時間がかかった・・・。

小規模ですが割に充実した展示ではありました。
それでも普通の人ならざっと流して30~45分程度。
私は興味ある分野だったのでじっくり見ましたが、それでも1時間弱くらいだったと思います。
義従姉が見終わるのに約2時間かかりました・・・。
当時はまだ携帯をスマホにしておらず、車で来たので読む本とかも持ってない。
待ってるよ、と言った手前、待ってる間の時間つぶしが大変でした・・・。
しかも後で聞いたら、私たちを待たせてるから!と急いでたので、「いつもみたいにじっくり見れなかった」そうな。
(3時間くらいはかけたかったらしい)
義従姉にも不完全燃焼感が残ったし、私たちは待ち疲れ、みんな気持ちのいい感じにならなかったので、当人が辞退してるならうかつに「待ってる」とかいうもんではないな、と心に刻みました・・・。
好意を押し売りしてはいけない。

天将星というとパワフルなイメージで、例えば美術館に行くんだったらあっという間に鑑賞し終え、図録もしっかり買って、次の目的地へ!1日3、4件こなす用事のうちの1つ!みたいなイメージだったんですが、「じっくりと時間をかけて鑑賞する」というパワーのかけかたもあるんだなー。

イトコとしてつきあってるぶんには「活動的なんだけど天然な美人」ですが、仕事の時はけっこうばりばりらしく、従兄→義従姉の第一印象は「キャリアウーマン」。
むかしは仕事に熱中するあまり倒れた、とか、盲腸になっても仕事してた、とかいうこともあったらしい・・・。
ここらへん中年期天将星でしょうか。
はたまた東の牽牛星なのか。

ずっと勉強していたい

ちょっと前に紅谷柘榴先生が書かれてたnoteの記事がぐっさり刺さりました。
「ちゃんと学んで、もっときちんとできるようになってからじゃないと!」が心の口ぐせの私。
チャンスがあっても「いやまた今度・・・、いつかできるようになってから・・・」とかごにょごにょ言ってチャンスを逃しがち。
「いつか」っていつだよ!?
「今度と化け物には会ったためしがない」というやつですね。

以前、ブロガー・ちきりんさんの本を読んだときにすごく印象に残ったのが、仕事と勉強についての一節。
ものすごくざっくりまとめると、
仕事のために勉強するんじゃなくて、まず仕事を始めちゃえ!
そうしたら否応なしに実践する中で覚えるよ~
、という。
まさにOJT(On the Job Training)。

「ちゃんとできるようになってからじゃないと」派には耳の痛い正論ですが、これは正直、人によって向き不向きがかなり大きいと思う・・・。

・肝が据わってるとかハッタリがきく、自分に自信がある
・要領を掴むのがうまい、器用、機転が利く
こういう人なら大変有効なやりかただろうと思います。

・自信がなくておどおどしてしまう
・応用が効かない、覚えるのに時間がかかる
こういうタイプ(そして私)はムリして荒療治をやってみても、傷ついて自信喪失して立ち直りに時間がかかり、大変めんどくさいことになります。(経験済)
それこそ占いとかで自分のタイプや性格を客観視して、方法を選んだほうがいいですね。

そして、柘榴先生のnoteでは、「これから占いの現場を目指している方」「私が占いデビューして数ヶ月の頃」について書いてらっしゃいます。
「学ばなきゃ・・・」と言ってはいるけど、デビューをめざしてたり、もう現場に踏み出している、という状況の方たち。
私の場合、「現場にも出ず、ずっと勉強していたい」という困った欲望を持っているのです・・・。

ほんとにスキルアップ、副業に、というより「仕事につなげる、仕事のためだから」を自分の学びたい欲の言い訳にしてる節があります。
先日、仕事を辞めた友人と会いました。
スキルアップのために資格を取る講座で出会ったんですが、二人ともけっきょく資格取れず(苦笑)
その後お互い、求職活動して仕事を見つけましたが、まず私が合わない職場でつまづいて心身の調子を崩し、ようやく落ち着いたと思ったら、今度は彼女が転職→新しいところが合わず退職・・・。
なんかこう、「うまく世渡りできない」というか「浮世離れしてて社会と折り合わない」あたりが他人とおもえず、それで気が合うんだろうと思います(苦笑)。

辞めたあと、新しい仕事見つかったかな?と思っていたら、
「公的な機関の職業支援コースに1年間通うことになった」と聞いて、私がとっさに思ったのは(うらやましい!)という感情でした。
そのコース内容は、彼女の大学の専攻分野にわりと近くて、向いてそうだし、面白そうだなー、という興味もあったんですが、畑違いの私がそれを受講してもしかたない。
仕事のために勉強をしてる状態になりたい、のでうらやましかったんだな、と。
私は(合法的に勉強ができる)状態をずっと続けたいのだと思います。

自分の「学びたがり」性質の解決策として、私はもう「学びたいのは趣味」と自覚することにしました。
働いてお金を稼いで、そのお金で趣味として学ぶ(それこそ占い講座とか)。
スキルアップだのいずれ仕事にするだの、こざかしいことは考えない!これは趣味!!と思ったらいろいろラクになりました。
注・”こざかしい”は私自身が学びをなんとか仕事につなげよう・・・としてる姿勢にであって、他の人が学んでスキルアップ、仕事に生かすのを否定するものではありません。
私は算命学でいうと中心玉堂星(水)なんだけど、命式で中心星の上下に禄存・司禄星(土)があるので、土剋水で「勉強するなら実益に生かせー!!」と常にプレッシャーをかけられ、けれど玉堂星は「実益だなんてこざかしい!学問は純粋じゃないと!」と反発してるのだろうと思います。
常に矛盾と反発をはらんで疲れるぜ・・・。

天海玉紀先生の五要素ライフサイクルでいうと「未来を夢見て」→「自分をだいじに」→「いまを生きる」のコースですね。
むかしの高等遊民か華族の次男、三男の学者様だよ!!(生活の保障がないと難しい)
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更に言うと、「勉強が好き、ずっと勉強していたい」と言ってる割に物覚えが超絶悪いのですが、これはまた別途・・・。

柘榴先生は中心調舒星のお方で、私は中心玉堂星ですが、書かれる文章に妙に共感を感じることがあります。
以前も、柘榴先生の文章(「私の司禄星」)を読んで共感して連想してブログ書いた(「失敗が損~司禄星について」)ことがありました。

そして、この「失敗が損~司禄星について」の最後に出てくる「勉強をすることにしました」が、友人と出会い、結局二人とも資格が取れなかったというその講座です(苦笑)
なんかぐるぐる循環してるな・・・

内なる司禄星に責められる


Twitterで呟いていました通り、夫が全世界的流行にのってしまい、夫婦2人して1週間のおこもり生活と相成りました。
幸い、私はずっと平熱、夫もかなり軽い症状で済み、今はふたりとも社会復帰しました。
お見舞いの言葉を下さった方々、ありがとうございました~。

夏瀬あんこ先生が感染された時の話を1/11のウラナイ8デイリーメッセージに書いていらっしゃり、
「悲観的なのも才能」
(嗚呼、いまの私になんてタイムリーな話題・・・)と読みました。

ご主人(司禄星中心)が大変厳しい衛生管理者で、状況的にもう大丈夫なんじゃ、となっても全然気を緩めない、慎重、というお話だったんですが、「今の生活の参考に~」と読み始めたはずなのに、読んでいるうちになんか辛い気分になってきました。
私はご主人と同じ立場なわけですが、(とてもこんな厳密にできない!)と思い、(こんな自分じゃだめなんじゃ・・・・)と思ってしまうのです。

司禄星が強い(と思われる)方たちがこのお話にコメントをつけていたのですが、
”(この対応は)ふつうです”
”同じように厳格に対処しました”
という感じで(正確な文言ではなく、私の受け取った印象です)、それを見てまた(うううう・・・泣)ってなる。
”いかにもな司禄さん”っぽいキャラで反応してみましたよ!というノリかもしれないのに、なんか真に受けて落ち込んでしまう。

私は元来、ずぼらでめんどくさがりで適当です。
食べ物関係もよほどのことでなければ「あー、大丈夫死なない死なない!多少雑菌が入った方が、人間免疫がつく!」とか言うタイプ。
清潔観念も相当ゆるい。
そういう人間は(特に女子の集団では)嫌われたり軽蔑されたりするんだな、というのを子どもの頃に学んだので、表立っては言いませんが・・・。

そういう人間が「衛生管理」「殺菌」を「こまめに」「厳格に」やらねばならないわけです。
事態が事態なのでがんばりましたが、やはり「うっかりしてたー」とか、「あっ・・・」とかなってしまうことが多々。
そんな時、心の中にあんこ先生のご主人(お会いしたことはありません。あくまでイメージ)や司禄星つよめの方々(イメージ)が現れ、
「そんなゆるさじゃいかん!」
「もっと厳格に対処しないと!」と注意してくるのです。
そしてしょんぼりする私。
イマジナリー司禄星・・・!

しかし実は私、司禄星を持っているのです。
南(中心星の下)に1個司禄星がある。
持ってんじゃん!じゃあ発揮できるんじゃないの?と自分でも思うのですが。
中心星が玉堂星なので、「土剋水」で司禄星に剋されてるんですよね。
イマジナリー司禄星は、実は自分の内にある司禄星が、(ちゃんとしなきゃ!用心深くやらなきゃ!)と立ち現れてきているのかもしれません。

突然おこもり生活になったものの、食材はふんだんにありました。
年末年始の関係で生協の配達の日がいつもと違い、配達の直後だったとか、年末年始用の食料が残ってたとかも大きいですが、これも南の司禄星かな、と。
米と味噌と砂糖とトイレットペーパーは必ず余分に1個ストック持つようにしてますし(米に至っては常に2袋)、非常食とか水とか備えておきたいタイプ。
「司禄星は慎重、悲観的」というあんこ先生の言葉を見ると、「非常事態に備える」というのは司禄星っぽいのでは。
南の星は「やりたいこと」や「やるのが好きなこと」だそうなので、「もしもの事態に備えてる用心深い私」が好きというか、なりたい自分像なんだろうなー。

しかし中心星ではないので、やはり完全に司禄星的にはなりきれないのか、ストックしてても生かしきれなかったりする。
年末に蕎麦(乾麺)が切れてしまい、(年越しそばが食べられない!)と慌ててコンビニで買ったのですが、今回ストック棚を見たら秋ごろに買ってあった乾麺が入ってた・・・。
買いこんだはいいけど、在庫管理がなってないんですよね。
冷蔵庫の野菜をだめにしちゃうこともよくある。

もう20年くらい前ですが、小学校からのつきあいの友人たちと会ってる時に、話の流れで「大地震が来たときのために避難リュックとか非常食とか備えてる」と言ったら、1人の子が「そんな用意したって、いざ地震がきたらアカツキちゃんは慌てて『キャー!』って言うばっかだよ」とずばりと言われ、他の子たちには笑われ、ずごく傷ついた思い出があります・・・。
しかし何故傷ついたかって(そして他の子たちが笑ったのも)、それが的を得てたからなんですよね。
月の年齢域からのつきあいだけあって、私の性質をよく見抜いている・・・。
結局何かあったら感情的になりパニックになる自分を知っているからこそ、せめて物質面は準備しておこう・・・、と非常用グッズを揃えて、南の司禄星を満足させている気がします。
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プロフィール

立田アカツキ

西洋占星術や算命学や易など、占いに興味があって勉強しています。
太陽乙女座、月双子座、天秤座に天体多め。算命学では玉堂星中心、戌亥天中殺。
占いの勉強や講座レポート、占いや東洋思想に関係するあれこれなどを書いています。

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