ウラナイトナカイ閉店記念、ということで作られたまつい先生のタロットコラム本。
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「力」のライオンならぬトナカイがかわいい。
裏表紙の「コインの2」パロディもいいんですよね・・・。

最初はトークイベントの時に買おう~、とのんきに構えていたんですが、通販が開始され、ミズマチ先生のTwitterで、どんどん売れミズマチ先生がばんばん発送されている様子を見ているうちに、(これは、7月末までは持たないかもしれない・・・!)と危機感が。
ちょうど7月あたまに友人と阿佐ヶ谷お散歩デートをしたので、ムリヤリ友人をつきあわせてトナカイに突撃。
友人は占いには特に興味はないのですが、オタク仲間なので、「コミックエッセイも描いている漫画家さんで占い師をやっている人が、薄い本を出したので買いに寄りたい」と言ったら快諾してくれました。

トナカイHPで紹介されていた、ステーキ屋紅谷で昼食のあと、トナカイへ。
有元先生が1階にいらして、ちょうどお客さんはいなかったのを幸い、ドアを引き開けながら、「すみません、チラシコラム本をください!」と叫ぶ私。
有元先生「はい、700万円になります」
私「・・・じ、じゃあ1千万円で・・・(千円札を差し出す)」
有元「ありがとうございます、300万円のお返しです(といって300円のおつりを探している)」
友人「すごい規模のビジネスが展開してる・・・」
(そして帰宅してからHPを読み返したら、ミズマチ先生が「お釣りが出ないようにお願いします」と書かれていました・・・。有元先生、ミズマチ先生、ごめんなさい!)
案の定、トークショーよりずっと前に売り切れてしまったので、ゲットして正解!でした。

読み返して、まつい先生のコラムそのものがおもしろいのはもちろんですけど、コラムの内容に見覚えがあると、チラシ本体で読んでた時の記憶というか思い出がよみがえってくるな、と。
チラシをもらった時、よみもの記事があるのがうれしかったんですよねー。
月ごとにチラシは変わってたので、講座やイベントがないまま次の月になってしまいそうな時は、中野ブロードウェイに出向いてチラシだけもらいに行ったりしてました(そしてついでにまんだらげで古本・古同人誌をあさるのであった・・・)。


まる先生のTwitterで、トナカイの閉店を知り「ここって保健室みたいだったのにー」と嘆いた方がいる、と読み、言い得て妙だ!!と思いました。
1週間、どの曜日でも昼夜いつでも、あそこへ行けば、占ってくれて話を聞いてくれる人が誰かいる、という安心感は大きかった。
私はトナカイに通ってた時期がちょうど平日昼間がかなり自由になった時期だった&中央線沿線在住で、中野も阿佐ヶ谷も家から行きやすかった、というのも大きいと思うけど・・・。

むかし働いてた職場で、まさしく「おとなの保健室」みたいな場所がありました。
他の部署とちょっと仕事内容や雇用系統が違い、さばさばした美人さん(40代向け雑誌のモデルみたいでボブヘアが似合う)の事務担当がひとりだけいる、という小さな個室。
普段はひとりなんだけど、来客や連絡など人の出入りは割とあったり。
私はその職場では半年くらいの派遣だったんですが、職場の同僚とウマが合わなかったりで、いつものごとく(苦笑)辞めたいー、ってなって、仕事中によく駆け込んでグチを聞いてもらってました。
部屋の構造も、ドアを開けるとタテに机があって、窓際の奥に彼女が座ってるのが、ちょうど保健室とかカウンセリング室っぽかった(笑)
ご本人に言ったら「えー、白衣着ようかな」とまんざらでもないご様子。
美人が白衣!萌える!着て着て!!となったのもなつかしい思い出・・・。