あっという間に12月、あっという間にその12月も半分が過ぎ去ろうとしております!
時の流れは速いものですが、師走と思うとなおさら早い。

そんなわけでもう終わっちゃった11月ですが、11月といえば「酉の市」ですよね。(ですよね?)
私は算命学の命式だと、初年期(子供時代)に老人の星・「天庫星」があります。
杉浦日向子さんのエッセイ・マンガをきっかけに江戸趣味にハマり、江戸川柳やら歌舞伎やらの本を読みあさる渋いシュミの小学校高学年~高校時代でした・・・。
(そして平行してアニメ・マンガのオタクルートも歩んでいた)
そんなわけで江戸情緒あふれる浅草のほおずき市&酉の市にはよく行ったものです。

この酉の市、「三の酉まである年は火事が多い」という俗説があります。
子供のころは(なんで年によって二の酉までしかない年と、三の酉まである年があるのか?どう決めるのか?)とよく分からなかったんですが、五行十二支を勉強した今なら分かります!(いばるほどのことではない)
日の十二支の巡るサイクルで、「酉」の日が1ヶ月間に2回ある年と、3回ある年がある、ということですね。
今年の酉の市は、一の酉:11/6、二の酉:11/18、三の酉:11/30。
うむ、ちゃんと12日ごとになっている!

さて、これで「酉」が五行でいうと「火性」だから火事が多い!ということならわかりやすいのですが。
申・酉の五行は「金性」なんですよね。
金生火」とかなら火事が多いのも納得なのですが、実際は「火剋金」で、火が金を剋している。
金性が多いと、それを剋するために火が多く発生するってこと・・・?
いまいちピンときてませんが・・・。
金属がぶつかって火花が飛ぶ、とか、火打ち石のイメージ、と言われれば納得もできるような。
日本人(江戸時代の庶民?)が独自に作り上げた説なのかなー。

とか、つらつら考えていたら。
知人の旦那さん(40代後半)が「暖房を使い始める日は申・酉の日を避けないといけない」と主張してて面倒くさい!という話題が!
けっこう都心のアーバンマンションにお住まいで、直火を使う暖房なんて(カマドとか石油ストーブとか)まずなさそうなんですが(笑)
ご主人は東北の出身で、実家は元農家だとか。
両親共働きの末っ子だったので、小さい頃はひいおばあちゃんに育てられてたそうで、そういう古い言い伝えとかを吸収して育ってきたんでしょうね・・・。
いまどきこの都会で「申・酉の日には火に気をつける!」と実践してる人がいるとは思いませんでした・・・、世間は広いものだ。


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去年は友人と飲んだ後、二次会代わりに新宿花園神社の酉の市(前夜祭)に行ってみました。
酉の日当日よりも、その前日の夕方から深夜にかけての前夜祭が盛り上がるようで、まさに「不夜城」って感じ!
浅草の酉の市もざわざわしたにぎわいがありましたが、新宿花園神社のそれは人混みもすごく、集まってくる人たちも何ていうかちょっと水っぽい、華やかというか、さすがゴールデン街&歌舞伎町が近所にあるだけあるっていうか(苦笑)

江戸時代、浅草は吉原に近いことから、「酉の市に行ってくる」というのは吉原にしけこむ口実だった、なんて話も・・・(←杉浦日向子さんの漫画『風流江戸雀』から仕入れた知識)。

風流江戸雀 (新潮文庫)
杉浦 日向子
新潮社
1991-06-28

新宿も宿場街だったので宿場女郎がいたんですよね。
酉の市が水商売的なキラキラギラギラ華やかさに縁があるのは昔からなのかなー。


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去年は二の酉まで。

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花園神社境内の見せ物小屋(その筋では有名らしい)。
興味はあったのですが、今一歩勇気が足りなくて入れず。
しかし昔ながらの見せ物小屋、というか出演者はもはや絶滅しかけているそうです。
出演者の高齢化と、衛生管理が主な理由らしい。
「ヘビ女」としておばあちゃんが蛇を呑み込む、という芸に、保健所から「衛生的によろしくない」と指導が入るんですって!
12ハウス的なものが存在する場所がなくなってるということなのか・・・。